風呂湯が汚れる
埼玉県蓮田市のお客様から『お風呂のお湯を二日目も沸かし直して使ってるのですが、前より風呂場が汚れるので追い焚き配管の洗浄をお願いします』とのご依頼をいただきました。
築15年の一戸建てです。
伺ってみると、『追い焚きをするとゴミが出てくるので網ですくってから入っています』とのことでした。
循環フィルタ―を外してみると
循環フィルターを外してみると黒いゴミがたくさん付いています。
湯はりや追い焚きをしたときにこの黒いゴミが出て、フィルターでキャッチしきれなかったものが浴槽に出てきてしまってるんですね。
洗浄すると汚れが出てきました。
二日目に追い焚きしたときには茶色い汚れが浮いていたり、白いカスのようなものが沈殿していたりするとのことです。
ニオイが臭いときもあり、そのときは入りたくないとおっしゃっていました。
ご家族が6人いらっしゃるとのことなので、お風呂に入る時間がバラバラで追い焚きを使うことも多いという使い方も汚れがたまる原因となっているのかもしれません。
給湯器を見てみますとゴムの配管を使用しているようです。
洗浄中に黒い汚れも出ていましたが外の給湯器を見てみるとゴムの配管を使って追い焚きしていましたので、ゴム配管の劣化が考えられます。
今まで洗浄してきた物件では、ゴム配管は入浴剤や湯垢が付きやすいように思います。
お客様も入浴剤を入れて入っていたとおっしゃっていたので、白いカスの沈殿は入浴剤が追い焚き配管にたまっていたと考えられますね。
そこに湯垢がたまっていって茶色い汚れが出てくるようになってしまったようです。
ループクレンジングをしてゴム配管の汚れを落としていきます。
お風呂のお湯が臭い
お風呂のお湯が臭いとおっしゃっていたのは、湯垢がたまったことによって雑菌が増えていたり入浴剤のニオイが残ってしまっていたことが考えられます。
体を洗ってからお風呂に入っても皮脂汚れは出ますので、追い焚きをすれば追い焚き配管内や給湯器内部にたまってしまいます。
雑菌はそれらをエサに増殖しますので、定期的に洗浄していないと雑菌のお湯に入ることになってしまいます。
何度か洗浄と濯ぎを繰り返し、湯垢やゴム汚れがキレイになりました。
お客様に確認していただくと『汚れが出なくなりましたね。これで安心してお風呂に入れます。ニオイがひどいときはお風呂に入る気にもならなかったので洗浄してよかったです。』とお喜びいただきました。
・追い焚き配管洗浄
追い焚き配管
エコキュートの洗浄のときも書きましたが、ゴム配管は年数が経つと劣化することがあります。
車のタイヤと同じように時間が経つと劣化して剥がれてきてしまうんですね。
特に追い焚き配管は濡れたり乾いたりを繰り返していますので、経年劣化は避けられません。
お客様にもご説明しましたがゴム汚れは洗浄で一度おさまっても、また出てくることがあります。
ひどくなってきた場合は配管の交換が必要な場合があります。
戸建てとマンションでは配管の施工方法も変わってきますので、ご相談ください。
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