インフルエンザやコロナウイルス対策は換気を心がけましょう!

住環境は空気の循環から

世界的に猛威を振るっているインフルエンザ・コロナウイルスですが、人から人へと飛沫や濃厚接触で感染が拡大しています。

  • 人が密集する場所へ行かない
  • 外出時は必ずマスクを着用する
  • 手をアルコール消毒する

など皆様もご自分の出来る範囲で対策をしていると思います。

 

現時点でわかっている感染経路は

  1. 咳、くしゃみなどでコロナウイルスが飛散し、飛沫感染で人から人に移る。
  2. コロナウイルス感染者が咳、くしゃみを手で押さえた後に周りの物(スイッチ、ドアノブ、電車の手すりなど)を触るとウイルスが付着します。他の人がそこを触ると手に付着し、感染者に濃厚接触しなくても感染する。 

など、まだわかっていないことも多いですが、陽性で入院していて陰性になり退院した後、再発するケースも出てきていますので注意が必要です。

 

今回は今まで住宅の換気設備メンテナンスを通して感じていたことなど、活かせる対策をブログで発信したいと思います。

 

一般的には知られていませんが、空気感染(飛沫核感染)と呼ばれるものもあります。これは、感染した人と同じ室内にいる人が、空気を介して感染するものです。飛沫感染のように直接分泌物を吸い込むのではなく、インフルエンザウイルスが感染力を長時間保ちやすい環境であれば、空気を介して他者に感染してしまうといわれます。

インフルエンザウイルスが長時間感染力を保ちやすい環境とは、
閉め切った小さな部屋
・室温が低い
・空気が乾燥している
など

感染力を保ちやすい環境を防ぐには、以下のような工夫をしましょう。
・加湿器を使用する
・濡れタオルや洗濯物を部屋に干すことで、部屋の湿度を上げる
インフルエンザウイルスが室内に高い濃度で浮遊することを避けるため、換気をこまめに行う
出典:株式会社明治HPより
https://www.meiji.co.jp/influ-navi/prevention/detail02.html

 

インフルエンザとコロナウイルスの比較はまだわかっていませんが、致死率や感染力は同レベルのように報道されています。

やはりマスクをしたり加湿器を使うなど飛沫感染をしないように心がけている方も多いと思います。

 

しかし、食事中はマスクをしているわけにはいきませんし、加湿器を付けっぱなしにすると部屋中がジメジメしてカビが発生する原因にもなりますので、ほどほどにしなければいけませんね。

やはり窓を開けて換気をするなど住環境を整えるには空気を循環させる必要があります。

自宅で簡単にできるコロナウイルス対策は換気と消毒です。

 

3月2日までに厚生労働省では「換気が悪い」、「人が密に集まって過ごしている」、「不特定多数の人が接触する恐れが高い」場所で注意が必要だと指摘しています。

家族間での感染拡大が広がっていますので、しっかりと換気をして家が感染源とならないよう気を付けましょう。

 

クラスター感染、オ-バーシュート

クラスター感染とは数人から数十人規模の集団感染のことです。テレにでも連日報道されていますが、ライブハウスなど換気の悪い場所で感染者と長時間一緒にいることで感染が広まってしまっています。

 

ライブハウスに限らず飲食店や店舗では改装時に綺麗に見せる為に給気口をなくしてしまったり、換気扇のメンテナンスを怠っていることが多いと感じます。

ニオイや煙が籠る場合は換気が上手くいっていないので、改善が必要です。

 

お灸の煙が籠ってしまっていた鍼灸院の清掃ブログ

鍼灸院の換気扇とダクト掃除のご依頼をいただきました 品川区

 

オーバーシュートとは爆発的に感染者が増えることです。

東京都での感染者が爆発的に増えていますので、お出かけの際はマスクをして換気の良い場所にしましょう。

免疫力が高いときには発症しない(無症候性キャリア)かもしれませんが感染していれば家族にうつしてしまうことになってしまいますので、手洗い・消毒・換気を心がけましょう!

 

新型ブニヤウイルス

2020年8月5日追記

中国で「新型ブニヤウイルス」というウイルスによって7人が死亡、60人が感染しているとの報道がありました。

 

40度の高熱が続いたり、咳が出るなどの症状で病院に行き、新型ブニヤウイルスと診断されたそうです。

原因はマダニに咬まれたことで感染するウイルス感染症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)になってしまうことです。

すでに日本でも発生している感染症ですが、2013年~2019年までで394件の感染報告があります。

 

主に60歳以上の感染例が多く、西日本での報告例が多いのが特徴です。

36名の方が死亡しており、10%近い致死率です。

中国で爆発的に増えて日本に持ち込まれないようにしてほしいです。

 

マダニを家に持ち込まない

マダニは5~10月に活動が活発に活動する時期となります。

山の中だけでなく、河川敷や公園などにも生息していますので、屋外活動をした後は家に入る前に上着は払ったり、ガムテープやコロコロテープでぺたぺたとマダニを家に持ち込まないよう気を付けましょう。

 

また、犬の散歩や放し飼いの猫などもマダニが付いてきてしまう原因となりますので、ダニ対策の薬剤などで対策をしましょう。

 

ダニはカビを食べる

ダニは様々なアレルギーを起こします。(喘息、鼻炎、結膜炎、アトピーなど)

ダニは湿気を好み、カビを食べますので、梅雨の時期や秋の長雨などジメジメする時期は特に注意が必要です。

 

カビを対策する為に換気をしっかりと行い、結露を防いでいくことで対策出来ますので、ダニとカビを抑制しましょう。

換気をすることで新型コロナウイルス対策にもなりますね!

 

換気不足を感じる

東京都日野市にお住まいのお客様から『最近湿気が抜けないような感じがするんです。換気不足になっていないでしょうか?』とのご相談がありました。

築10年のマンションで風邪、乾燥の予防でよく加湿器をお使いのようです。

 

 

 

最近のマンションは3室換気になっていることが多く浴室乾燥機が24時間換気しています。

トイレ、洗面所、浴室の3室から家全体の空気を入れ替えるようになっているんです。

 

浴室乾燥機のカバーを外してみると、裏側は埃がたまっていてカビが生えています!!

換気不足によって水分が残り、カビが生えてしまったんですね。

これではカビアレルギー、喘息、アトピーなどの疾患をお持ちの方は悪化してしまう可能性があります。

また、カビには発がん性があると言われていますので、普段見えない場所も注意が必要です!

 

 

換気配管の中も埃がたまってきています。

埃の中にはカビの胞子が含まれていますので、放置していると換気配管にもカビが生えてしまいます。

 

空気の出口になっている排気口もかなり汚れていますね。

 

 

洗面所、天井に付いているガラリを外すとフィルターが詰まっています。

これも換気不足の原因の一つですね。

浴室乾燥機、換気配管、ガラリ、排気口を掃除していきます。

 

換気配管掃除

 

弊社独自開発のブラシやファイバークロスで換気配管内を掃除していきます。

埃は集塵機で回収します。

 

 

換気配管、ガラリともにキレイになりました。

これで家の空気が循環するようになります。

 

浴室乾燥機は三乾王

 

浴室乾燥機の掃除をします。

浴室乾燥機は三乾王というTOTOの製品です。

 

内部を分解してファンを取り出します。

ファンの羽が埃で詰まっていて換気能力が落ちているんですね。

これでは換気不足になってしまいます。

 

 

色々な部品でカビが発生しています。

もう一つのファンを取り出してみるとファンにもカビが生えています。

こちらのファンは浴室内に風を送るファンですので、使うたびにカビのシャワーを浴びていることになってしまいます!!

 

 

熱交換器にも埃が沢山詰まっています。

暖房時に熱くなる部品ですので、埃が付いたままになっていると危険ですね。

全て分解して掃除しますので、三乾王の掃除は3~4時間かかることがあります。

 

 

ファンもキレイになり換気が改善しました。

三乾王を収めて完了です。

これでカビのシャワーを浴びずにすみますね!

 

お客様も『前と全然音が違いますね。やはり換気不足になっていたんですね。中もカビが酷くてビックリしました。これで安心して使えます。ありがとうございました。』とお喜びいただきました。

 

24時間換気は意味がある

シックハウス対策として平成15年7月1日から改正建築基準法が施行され、24時間換気が義務化となりました。

建築材料から出るホルムアルデヒドが人体に影響を与え、頭痛・めまい・喉の痛みなど様々な症状が報告されています。

しかし、現在は建築材料からホルムアルデヒドが出ない(出にくい)ものを使うことにより、改善されてきています。

 

現在では高気密・高断熱住宅が主流となってきており、空気の循環は換気扇に頼る住宅設計となっています。(2時間で1回空気が入れ替わる)

その換気設備の換気能力が落ちてしまえば換気不足になってしまい、24時間換気は意味をなさなくなってしまいます。

 

ウイルス・カビ・湿気など家の中に停滞させることにより健康被害が出てしまう前に、換気設備を点検して住環境を快適にすることをお薦め致します。